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2016年2月26日 (金)

歴史が面白くなる ディープな戦後史

商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

「一橋大」の問題は東大よりも面白い!?最難関大の入試問題で、使える歴史が身につく!!

(歴史が面白くなる ディープな戦後史)

商品の説明
内容紹介

教科書「詳説 日本史 改訂版」に準拠して構成。豊富な叙述内容と史料や4色刷の地図・図解をふんだんにとり入れた、本格的な学習参考書。
内容(「BOOK」データベースより)

10年ぶりの全面改訂。オールカラーで豊富な図版。充実した解説。構成・配列は教科書『詳説日本史改訂版』に準拠。

(詳説日本史研究)


 三鷹事件を支援し、何か書くには、この事件の時代背景を知る必要があると思い、「歴史が面白くなるディープな戦後史」を読み始めています。本書は大学入試問題集のようなものなのですが、本書第一部の①では、憲法問題を扱っていて、そこに興味深いことが書いてありました。
 委員会が「憲法改正要綱」をGHQに提出する直前の1946年2月1日、毎日新聞が「憲法問題調査会試案」なるものをスクープ記事として発表しました。これは「憲法改正要綱」そのものではなく、宮沢が作成した、よりリベラルな私案の一つだったのですが(政府もただちに否定しています)、社説で「あまりに保守的、現状維持的」と「疑義」が述べられるなど、批判的に受け止められました。
 憲法改正に関して過度の干渉をしない方針であったマッカーサーも、日本政府にイチから任せておくわけにはいかないと判断、2月3日、①政治的実権なき天皇、②戦争放棄、③封建制度の撤廃という現行憲法の基本原理となる「マッカ―サー3原則」をホイットニーGHQ民生局長に示します。
 民政局総勢25名は、これをもとに、それ以前から注目していた民間の憲法研究会発表の「憲法草案要綱」などを参考にしながら、「マッカーサー草案」を準備しました。
26頁~27頁

 上記引用のどこが興味深いかというと、『民政局総勢25名は、これをもとに、それ以前から注目していた民間の憲法研究会発表の「憲法草案要綱」などを参考にしながら、「マッカーサー草案」を準備』の部分です。これは山崎さんの哲学研究会で憲法問題が取り上げられたときに出てきた内容なのです。で、問題集にこう書いてあるなら、参考書にはもっと詳しく書いてあるだろうと思い、こんどは「詳説日本史研究」を開いたところ、書いてありましたよ、書いてありました!
〔民間側試案〕 高野岩三郎(1871~1949)・杉森孝次郎(1881~1968)・森戸辰男(1888~1984)・鈴木安蔵(1904~1983)らをメンバーとする憲法研究会は、1945(昭和20)年12月27日、「憲法草案要綱」を発発表し、内閣や総司令部にも憲法案を提出した。この憲法案は、主権在民、天皇の国家的儀礼行為、寄生地主制廃止、改憲規定をもっていた。民政局次長ケーディスがマッカーサー草案を執筆した際に、この試案を参考にした点でも注目される。
476頁

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