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2016年3月 5日 (土)

歴史が面白くなる ディープな戦後史(2)

商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)

「一橋大」の問題は東大よりも面白い!?最難関大の入試問題で、使える歴史が身につく!!

(歴史が面白くなる ディープな戦後史)

商品の説明
内容紹介

教科書「詳説 日本史 改訂版」に準拠して構成。豊富な叙述内容と史料や4色刷の地図・図解をふんだんにとり入れた、本格的な学習参考書。
内容(「BOOK」データベースより)

10年ぶりの全面改訂。オールカラーで豊富な図版。充実した解説。構成・配列は教科書『詳説日本史改訂版』に準拠。

(詳説日本史研究)


 三鷹事件を支援し、何か書くには、この事件の時代背景を知る必要があると思い、「歴史が面白くなるディープな戦後史」を読み始めています。本書は大学入試問題集のようなものなのですが、本書第一部の②では、冷戦が日本に与えた影響を扱っていて、そこに「三鷹事件」が出てきました。
 さて、ヨーロッパにおける<冷戦>が動きがたい堅固なものであったのに対して、東アジアでは流動的な状況が生じていました。朝鮮と中国の分裂です。
――中略――
 こうしたなかで、中国の内戦において共産党が優勢になりつつあった1948(昭和23)年の初頭から、アメリカは占領政策を転換し始めます。―中略― 当初の目標は民主化と非軍事化で、―中略― その姿勢は、憲法改正の「マッカーサー草案」によく表れています。
 しかし、現実を前にそれは絵空事にすぎません。アメリカは、日本を「反共の防波堤」と位置づけ、西側陣営に組み込もうとします。
――中略――
 1949(昭和24)年の夏には、国鉄総裁の下山忠則が東京の綾瀬駅使くの線路上で轢死体となって発見された下山事件、無人列車が暴走して死傷者の生じた三鷹事件、東北本線で列車が脱線転覆した福島県の松川事件という、国鉄にからむ怪事件が連続して発生しています。真相はまだ不明のままですが、国鉄が人員整理を進めていた時期であり、政府が労働組合員や共産党の関与を発表したことから、労働運動は後退していきました。
「歴史が面白くなる ディープな戦後史」(52頁~59頁)

 で、問題集にこう書いてあるなら、参考書にはもっと詳しく書いてあるだろうと思い、こんどは「詳説日本史研究」を開いたのですが、
 とくに、国鉄の人員整理をめぐる紛争が激化するなかで、1949(昭和24)年7月から8月にかけて、下山・三鷹・松川事件が連続的に発生した。下山事件は、下山忠則(1901~1949)国鉄総裁が怪死し、三鷹事件では無人電車が暴走し、松川事件では進行妨害により列車が転覆した。当時、これらの怪事件は国鉄労働組合・日本共産党によるものと発表され、労働側は大きな打撃を受けた。
「詳説日本史研究」(488頁)

 と、書いてあるにとどまっていましたが、ディープな戦後史引用の「――中略――」部分については、「詳説日本史研究」のほうが詳しいです。引き続き読み続けます。
 
 ところで、救援会は、「アンタも国鉄?」と思うほど、国鉄関係者が多いのですが、下山・三鷹・松川事件・解雇事件等を支援してきた歴史があるなら、当然でしょうね。

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